ヨーロッパで、ある家族のお家で、収納部屋の隅に立てかけられた、木製の脚立に目が止まりました。50
年以上前から使われている、壁を塗り替える時に使う脚立だそうで、父親からもらったとの事。
ヨーロッパでの「受け継がれるものの価値」の日常を見ました。
ものを受け継ぐ事には、使い続ける事ができる事が前提で、ものに込められた使い手の気持ちと時代背景も受け継ぐ事になります。
そんな、人の気持ちが行き交うものづくりがしたい。
私達は使い続けていく事への追求をする事。高級ではなく素材そのものが普遍的価値を生み、暮らしの道具として、価値が下がらないものを世界中で見つけて提案したい。木製の脚立のようにストーリーがあるものを発信したい。過去と今と未来の時間を愛する、そんな場所でありたいと思います。
「世界にはさまざまな素材がある。呼び止められるような表情の豊かさ。
思わず手にしてみたくなる素材の表現。家という器の中で、器の表情を彩る素材たちの恵みを、ildono
から。」
千歳・北見・札幌にある
家具と雑貨・贈り物・ワインと食事のお店